Syllabus
GEIKO Long-term Studio Program 2026
- 藝港學藝員制度 / Creative Harbor Fellowship
1. 概要 / Outline
「港町の新たな文化を醸成する學藝員」
Curating the Future Culture of the Port Town
藝港學藝員制度は、港町を「Living Laboratory(生きた実験場)」と捉え、地域に長期滞在しながら、文化・観光・地域社会を横断するプロジェクトを企画・実践するフェローシップ・プログラムです。参加者は、アーティスト・イン・レジデンスや研究者として滞在するだけではなく、地域住民や大学、行政、事業者など多様な主体との協働を通じて、新たな文化を醸成し、その成果を地域に定着させる「學藝員」として活動します。
ここでいう「學藝員」とは、文化を保存・展示する人ではなく、地域に新たな文化を育み、人・地域・知をつなぐ実践者を意味します。
本制度では、地域をスタジオとした実践を通じて、文化を「保存・継承」の対象ではなく、地域社会のなかで絶えず創発し、更新され続ける営みとして捉えます。教育、研究、芸術、観光、ビジネスを横断しながら、地域固有の文化資本を新たな価値へと編集・実装し、その成果を国内外へ発信するとともに、次世代へ継承可能な文化生態系の構築を目指します。フェローは単なる滞在者ではなく、地域と世界をつなぎ、未来の港町文化を共に醸成する伴走者として活躍することを期待されます。
2. 研究目標 / Research Objectives
フェローの役割・期待される姿
地域住民・事業者・行政と自律的な関係を構築し、連携を深める「文化コネクター」
観光・文化コンテンツを企画・実装し、地域経済循環に貢献する「実装者」
活動の記録・発信を通じて、津屋崎學藝港の価値を外部に伝える「発信者」
後続の参加者や地域にとってのロールモデルとなる「先駆者」
3. 成果物・提出要件 / Deliverables
参加者は滞在期間中に一つ以上のプロジェクトを社会実装します。
短期又は中期プログラムで培った知見とネットワークを活かし、地域に根ざした文化・観光プロジェクトを自律的に推進します。
本プログラムは、文化庁日本博事業との連動を図り、同事業での出演・出展を行う場合は、プロジェクト内容・予算に応じて出演謝金、制作支援費および旅費を支給します。
4. 運営体制 / Oroganization & Support
合同会社藝航:プログラム企画運営、地域コーディネート、実装支援を担当し、大学・地域・ゲスト・参加者をつなぐ実践の場を形成します。
5. 開催要項 / Program Details
内容:地域に滞在しながら観光・文化創造の実践活動に取り組む
成果物:事業計画・運営、文化拠点形成、地域プロジェクト等
期間:1〜2ヶ月
実施時期・回数:2027年1月〜2月、1〜2回
運営体制:コミュニティマネージャー1名(共通)、メンター1名、必要に応じてゲストファカルティが助言・支援
対象・定員:主に短期又は中期プログラム修了者、各回1〜2名
参加費:無料(活動支援費支給あり)
会場:旧玉乃井旅館、旧田中薬局等
宿泊施設(候補):津屋崎千軒内古民家(Orga House等)

