
港町をスタジオとした
実験的アートスクール
2026秋開港
完成した場所は、もう面白くない。
まだ使われていない建物。
名前のついていない活動。
空き家。港。海。山。
これから始まろうとしているプロジェクト。
津屋崎には、まだ大量の余白があります。
津屋崎學藝港/GEIKOは、玄界灘に面する福岡県の歴史ある港町・津屋崎を拠点とする、芸術・文化・教育・研究の実験的な組織です。
GEIKOは、完成された地域を「学ぶ」ためのプログラムではありません。
変化が始まる、その最初から参加するためのプログラムです。
アート、音楽、建築、デザイン、出版、食、観光、商い。
領域を横断しながら、まち全体を舞台に実験し、小さなカウンターカルチャーをつくっていく。
かつて文化が都市の空気をつくったように、今度は小さな港町から、新しい文化の潮目をつくる実践です。
私たちは観光を、単に人を目的地へ呼び込むためのものではなく、その土地の文化を発見し、読み解き、交換し、次へと受け継いでいく文化創造の営みとして捉えています。
さまざまな土地から人やものがやってきて、出会い、交わり、再び旅立っていく。
教室のない学校。
壁のないスタジオ。
港町そのものが、私たちのキャンパスです。
教育・研究理念
立ち止まる時間。 空っぽに戻る。
観る、聴く、感じる。感性をひらく。
既存の枠組みにとらわれない。
津屋崎(つやざき)
舞台となるのは、福岡県北西部、玄界灘に面する港町・津屋崎。
古くから海を通じて人や物が行き交い、異なる文化、技術、信仰、生活様式が交わる港町として時間を重ねてきました。
しかし、津屋崎の歴史は、資料館の中だけに保存されているものではありません。
古い町割り。海へと続く細い路地。商家や酒蔵の痕跡。漁港。神社。浜。かつて賑わった観光施設。使われなくなった建物。新しく移り住んできた人々の店や仕事。そして、いまも続く日々の暮らし。
異なる時代につくられたものが消えきらず、互いに重なりながら、現在の津屋崎を形づくっています。
それは、写真や地図、文献を読むだけでは完全には捉えることができません。
路地を歩くこと。
建物の中に入ること。
海から町を見ること。
土地の人の話を聞くこと。
潮の匂いや風、音、距離、光を身体で感じること。
そうして初めて、現在の風景の奥に、それ以前の風景が立ち上がってきます。
一見すると何もない空き地が、かつて何であったのか。
なぜこの道は曲がっているのか。
なぜここに大きな商家が残っているのか。
なぜこの場所から海が見えるのか。
何が失われ、何が残り、何が新しく始まろうとしているのか。
GEIKOが扱うのは、完成された「地域資源」だけではありません。
過去と現在のあいだに残された痕跡や記憶、まだ価値として名前を与えられていないものも、私たちのフィールドです。
一方で、近代化、大量生産・大量消費、人口減少、空き家の増加、不動産開発などを背景に、景観や世代、暮らしが移り変わり、まちの行方はいま、ひとつの潮目を迎えています。
古いものをただ保存するのでもなく、新しいものへ置き換えるのでもない。
この土地に積み重なってきた時間を読み、その続きをどうつくるのか。
津屋崎という場所そのものを歩き、観察し、聞き、記録し、つくることから、GEIKOの学びは始まります。
プログラム
4 DAYS SHORT STAY
「観る」 Observe - 地域を歩き、観察し、問いを見つける、短期集中型デザインキャンプ
1 - 4 WEEKS MID-TERM RESIDENCY
「聴く」 Listen - 地域・自然・人の声に耳を傾け、協働し、実験する、中期滞在型レジデンシー
1 - 2 MONTHS LONG-TERM FELLOW
「創る」 Create - 地域に根ざし、新たな文化を実装する、長期滞在型フェローシップ
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津屋崎學藝港では、活動の趣旨に賛同し、ともに文化を育てていただける企業・団体・個人の皆さまとの協賛・連携を募集しています。
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